2024年9月1日に24時間テレビで約80kmを完走したやす子さん。
毎年24時間テレビのマラソンでは、毎年こんな声が挙がっています。
- 「なぞのワープゾーンが存在していて走ってない場所がある」
- 「常に歩いているようなペースでほぼ走ってない」
しかし、もしそうだったとしても、24時間歩き続けるのは本当に大変なことです。
そこで今回は、やす子さんが本当に走りきれたのか、どのくらいのペースだったのか徹底検証していきたいと思います。
- 24時間で80Kmはどのくらいの速さだと可能なのか
- ワープは使わずに24時間で80Km走り切れるのか
このことについて理論上でも可能なのか、一緒に考えていきましょう!
目次
やす子24時間テレビでのマラソン走ってない?
「走ってない」の意味は2つあると考えられます。
一つは「走ってない場所がある」、もう一つは「走るペースではない」。
24時間テレビではいろいろな憶測や噂がでており、やす子さんのギャラも1000万にも及ぶと噂されていました。
しかし1円ももらっていないとやす子さん自身がハッキリと否定しています。
そのため、「走ってない場所がある」についても、何人かを通して聞いた話だったり、憶測だったりするので、本当にそうなのか明言することはできません。
しかし以前の24時間マラソンで、実際に「車に乗り込むランナーを見た」という投稿を私も見た記憶があります。
ただ、それよりも、実際に80Km走るペースとはどのくらいの速さなのか、それは可能なのかの方が、私は説得力があると思いました。
もし可能そうなら、ワープする必要はありませんし、やす子さんや歴代のランナーたちも疑惑が払拭できるところはあるでしょう。
なので、計算してみました。
やす子24時間テレビのマラソンは本当に走っているのか速さやペースを徹底解説!
2024年の24時間テレビのマラソンは、台風10号の懸念で、日産スタジアムを250周する予定でスタートしました。
トラックは1周400mで250周すると100km(10万m)になる計算です。
しかし、実際に走った距離は80kmで、途中から両国国技館まで約30kmの距離を走りました。
つまり日産スタジアムでは50km(125周)、残り30kmは路上で走ったことになります。
これはどのくらいの速さで走り切れるのか、検証していきます。
24時間で実際に80km完走できるペースは時速5キロ
まず80kmを24時間で割ると、1時間あたりに約3.3kmの速さで進めば、理論上は80km完走できます。
しかし24時間、休憩なしで走り続けるのは実質無理です。
仮に15分の休憩を取りながら45分ずつ走り、3時間に1回30分の休憩を取ったとすると、合計で8時間の休憩時間となります。
(15分×16回)+(30分+8回)=480分(8時間)
残りの16時間で80km走るとすると、時速5kmで走れば、ゴールできるペースとなります。
80km÷16時間=5km/h(時速5km)
このペースは決して速いペースではなく、普通に歩くペースなので、実質24時間内で休憩を取りながら80km完走することは可能です。
時速5kmのペースなら歩くのとそれほど変わらないので「走ってない」と言われるペースかもしれません。
しかし、走ろうとするやす子さんの姿勢も素敵ですし、それを懸命にサポートするスタッフも素敵だと思います。
まとめ
24時間テレビでやす子さんのマラソンは「走ってない」ということについて解説しました。
24時間テレビのマラソンで毎年噂されるワープゾーンがあったのかは実際不明ですが、十分な休憩を取りながらでも80km走ることは可能であることが分かりました。
具体的には休憩時間(8時間)を考慮しても、速さは時速5キロのペースで80km走れます。
そして実際にやす子さんは走り切ることができましたね!
時速5kmは普通に歩くペースくらいなので「走ってない」と言われてしまう速さかもしれません。
しかし苦しくても続けて前に進むということ自体がすごいことだと思います。
ワープゾーンを使わなくても、現実的に可能な速さであるとわかったので、実際どうだったかは考え方次第なのではないでしょうか。
何がともあれ、やす子さんの懸命に走る姿は心を打たれましたし、お疲れ様でしたと言いたいと思います。