台風9号2024のたまご発生！米軍やヨーロッパの進路予想や沖縄への影響は？

2024年8月18日頃、台風9号のたまごが台湾付近に発生しました。（米軍予想）

「台風のたまご」はまだ台風に発達していない熱帯低気圧のこと。

7月から9月は台風シーズンですが、大きな影響を及ぼさないかやはり心配になりますよね。

ヨーロッパやWindyのなど、各国の進路予想では沖縄付近にあるため、影響が少なからずありそうです。

米軍の情報を元に、2024年の「台風9号のたまご」が今後どのように発達し、沖縄にどのような影響を与えるのか、最新の気象情報を詳しくご紹介します。

 

台風9号2024のたまご発生！

引用：JTWC（日本時間18日午前3時の情報）

黄色い丸に「98w」とあるのが台風のたまごです。

台湾付近にこの熱帯低気圧が発生しており、今後発達して台風になるのか心配ですね。

北東に進むと沖縄県にも影響が出るので、各国シュミレーションデータで今後の進路予想を見ていきましょう。

 

Windyで台風9号（2024）のたまごの動きをチェック！

引用：Windy

沖縄の南チェコの進路予想を再生すると、あまり大きな台風にはならない予想です。

ただ、19日（月）の午後から強い風が吹く予想になっています。

また、19日~20日の雨の様子を見ると、九州から沖縄にかけて強い雨が降る予想がされているので、注意が必要です。

 

台風9号2024のたまご米軍の進路予想は？

引用：JTWC（日本時間18日午前3時の情報）

先程の画像を拡大してみました。黄色の丸が台風9号のたまごです。

沖縄の南、台湾付近に台風のたまごが発生していますが、24時間以内に台風に発達する可能性は低いとみられています。

台風になりそうになると、この丸が黄色→オレンジ→赤に変化します。

米軍（米軍合同台風警報センター）はアメリカの国防総省の機関で、情報が一番早く出るのが特徴です。

台風が発生すると進路予想もでますが、まだ「台風のたまご」なので衛星画像のみお伝えしています。

今後も動きを追ってお伝えしていきますね！

 

台風9号2024のたまごヨーロッパの進路予想は？

引用：ECMWF（8月18日発表）

ヨーロッパ（欧州中期予報センター）は世界一精度が高いと言われる機関で、10日先までの予想が見られるのが特徴です。

ここではヨーロッパの19日0時の予想図に注目してみました。

図からは渦を巻いた台風7号も見えますが、台風9号のたまごはこの先も台風のようなハッキリとした渦は見られません。

しかし沖縄の南に横長に伸びた黄緑色が見えますね。

色が濃いほど風が強いのですが、この帯が北上して19日午前から沖縄、九州にかかってきます。

黄色で風速10m/s、黄緑で風速15m/s以上の強い風でとなっており、Windyで見たように、強い雨も降るようなので注意が必要です。

 

台風9号2024のたまご沖縄への影響は？

また卵 台風一過 行き先は

✴︎台風５号が通過してホットしてる間もなく、
台風“8号・9号の卵”熱帯低気圧が、
沖縄先島諸島近くで発生、行き先は不明。#台風9号 pic.twitter.com/y5RkpqRDrH

— tata84 (@tata8414) August 18, 2024

台風9号のたまごは、熱帯低気圧として沖縄の南西付近にあります。

各国シュミレーションを見ても、それほど大きな台風とはならない見込みです。

ただし「台風のたまご」ではあるので、沖縄や九州で雨や風が強くなる可能性もあります。

台風9号のたまごはほとんど動かず、その場にとどまって発達しそうなので、特に19日、20日頃は雨風に注意してください。

 

まとめ

先島諸島近海に熱帯低気圧が発生
台風になるかわからないが今後の動きに注目#台風9号　#熱帯低気圧 pic.twitter.com/qUWNdt8dnW

— 台風専門ちゃんねる（Typhoon Specialty Channel） (@STY1330) August 17, 2024

以上、「台風9号2024のたまご発生！米軍やヨーロッパの進路予想や沖縄への影響は？」についてお届けしました。

2024年台風9号のたまごは、沖縄の南西台湾付近に発生し、発達しています。

米軍予想では今後台風になりそうな熱帯低気圧（台風9号のたまご）があり、九州から沖縄にかけて雨や風の影響を受ける可能性があるため、注意が必要です。

精度の高いヨーロッパや様々な気象状況を予想できるWindyの進路予想をみても、ほとんど動かずに発達しています。

それほど大きな台風とはならなそうですが、特に19日～20日は九州から沖縄にかけての動きに注目しておきましょう。