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台風10号2024米軍の進路予想は?大阪の新幹線や飛行機の影響も紹介!

台風10号2024米軍の進路予想は?大阪の新幹線や飛行機の影響?
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2024年8月21日に発生した台風10号は、ゆっくりとした速度で九州から関東にかけて直撃しそうです。

そうなると大阪や東京など中心となる新幹線や飛行機への影響も心配ですね!

そこで今回は、米軍を中心とする代表的な海外のシュミレーションデータをもとに、進路予想をお届けしていきたいと思います。

日本の進路予想はざっくりですが、海外予想はもっと狭い範囲動画で見られるものもあるので、ぜひ参考にしてください。

それでは「台風10号2024米軍の進路予想は?大阪の新幹線や飛行機の影響」についてお届けしていきますね!

 

台風10号2024米軍の進路予想は?

米軍の情報は、アメリカ国防総省の機関なので信頼性のあるものです。

日本の予報円は台風の中心が範囲を通るという予想ですが、米軍は通り道を予想しているので、より狭い範囲を推測することができます。

まずは2024年8月27日(日本時間)に発表された、米軍の進路予想図を見ていきましょう。

引用:JTWC

この図は、9月1日午前9時のところまで予想されています。

この図から、以下の範囲では気を付けた方がいいと判断できるでしょう。

【特に注意する日】

  • 30日まで 九州、四国
  • 31日 四国・近畿
  • 1日 中部・北陸・関東

27日時点の台風10号は、沖縄から九州南部の辺りに停滞し、そこから急カーブして本州へ向かっています。

3日ほど前の進路予想から大きく変わり、当初の予想より遅れて進んでいるため、今後も警戒が必要です。

この図の数字などの読み方は割愛しますが、現在の台風10号はまもなく進行方向が変わるため、ほぼ停滞したような状態で九州・沖縄にあります。

しばらく30日まで九州にあるため、長引く雨風の影響が心配ですね

最大勢力のときは28日9時時点と予想されており、そのときの風速などを計算すると…

【最大勢力時の風速】

  • 中心付近の風速 33m/s以上
  • 最大瞬間風速 約48m/s

風速50m/sとなると、金属製の屋根が吹き飛んだり、走行中のトラックも横転したりするほどの強さなので、かなり風が強いです!

中心がこれだけ強いと、中心から離れた地域でも風が強いので、ベランダや外に出ているものを片付けるなど今のうちに対策をしておいた方がよさそうです。

 

台風10号2024各国シュミレーション進路予想!

海外でも台風の進路予想を行っています。

中でも最も精度が高いとされているヨーロッパ(欧州中期予報センター)と、リアルタイムの予想を動画で見られるチェコのWindyの予想から見ていきましょう。

 

台風10号2024ヨーロッパの進路予想


引用:ECMWF(8月27日発表)

29日18時時点のヨーロッパの予想図です。

緑色が濃いほど風速が強くなりますが、見ると台風の中心付近が濃いので、かなり風速が強いことがわかります。

ヨーロッパの見方

30日までは九州を中心に上陸する見込みです。

当初、九州には上陸しない見込みでしたが、進路を変えて本州へ向かうため、九州から関東にかけて横断する進路予想に変わっています。

ヨーロッパの予想をもう少し先まで見ていきましょう。

31日9時では、以下の予想図に変化しました。

台風10号は31日に関西地方に上陸、そのまま日本の大陸を東に移動しながらゆっくり進んでいきます。

週末は関西~関東まで台風の影響を強く受けそうです。

上の図は9月1日午前9時の予想図です。

さらに予想図を進めていくと、関東にやって来る頃には、はっきりとした渦巻き状の台風ではなくなり、勢力が弱まってきているのが分かります。

しかし、元々非常に勢力の強い台風です。

雨風ともに影響が出ますので、十分注意が必要だと思われます。

 

台風10号2024Windyの予想


引用:Windy

【Windyの使い方】

  • 右上の「雨、雷」をタップすると「風」に切り替えられます。
  • 右上の+-で拡大・縮小できます。
  • 左下の▶を押すと再生されます。

チェコのWebサービス「Windy」の予想を見て見ると、28日の夜から九州に直関する進路予想となっています。

雨が長引くので警戒した方がいいでしょう。

【特に注意が必要な日】

  • 29日~30日 九州・中国・四国
  • 30~31日 中国・四国・関西・北陸・中部
  • 1日 中部・北陸・関東

上記の地域は特に注意した方がよさそうです。

北陸や中部地方はしばらく雨が降り続く見込みなので、天気予報など最新情報を見るようにしてください。

 

台風10号2024気象庁の予想


引用:気象庁(8月27日発表)

気象庁の予想は「予報円」となっているので、台風の中心が円のどこかに入る予想進路となっています。

米軍と同じように、気象庁でも全国的に注意した方がいいという予想ですね。

ただ、円の中心は日本大陸を通っているので、どこにいても台風の影響を受けると思った方がいいかもしれません。

31日9時点の勢力は、以下の予想となっています。

【31日9時の勢力】

  • 存在地域 東海地方
  • 中心気圧 980hPa
  • 中心付近の最大風速 30m/s
  • 最大瞬間風速 40m/s
  • 速さ 25Km/h

気象庁では米軍予想より風が強い予想となっています。

また、時速25kmと遅いスピードで進む予想なので、台風の影響が長く続くことにも注意してください。

 

台風10号2024大阪の新幹線や飛行機への影響は?

新幹線や飛行機は、上陸するとされる2日前頃から運行予定を発表していることが多いです。

先日の台風7号では、東海道新幹線が終日運休になるなど、計画運休も相次ぎました。

台風10号は大阪だけではなく、日本全域にわたって縦断する予想となっているため、新幹線や飛行機を利用予定の方は確認した方がいいでしょう。

今回も計画運休する可能性もありますので、各サイトで確認してみてください。

飛行機
新幹線

 

まとめ

「台風10号2024米軍の進路予想は?大阪の新幹線や飛行機の影響も紹介!」と題してお届けしました。

2024年の台風10号の米軍予想では日本全国にわたって縦断する予想となっています。

日本(気象庁)でも米軍と同じく、最終的には北海道に向かう進路予想です。

一方、ヨーロッパやWindyでは、関東から太平洋に抜けていく予想となっています。

いずれにせよ、九州~関東にかけては台風の影響があり、特に四国・近畿は勢力がかなり強いときに上陸するため、警戒が必要そうです。

主要都市でもある大阪は特に新幹線や飛行機は計画運休の可能性があり、予定の変更をせざるを得ない状況になりそうです。

運行状況は約2日前になるとお知らせすることが多いので、リンクから確認してみてください。

全国的に台風の影響がある予想となっているので、防災グッズの見直しや外に出ているものの撤去など、できる準備をしておきましょう!