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大阪万博2025入場料が高い理由なぜ?割引や過去の料金と徹底比較!

大阪万博2025入場料が高い理由なぜ?割引や過去の料金についても解説!
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今回は大阪万博2025の入場料が高い理由はなぜかわかりやすく解説します。

また、割引はあるのか、過去の万博料金についても調査しました!

大阪万博が今年から入場券を販売するとのことで、最終的に7500円に調整されるそうです。

これに対し「高い」と感じている人が圧倒的に多く、過去の万博入場料と比較しても異例の高額料金に!

そこで今回は

  • 大阪万博2025の入場料が高い理由
  • 入場料の割引案はあるのか
  • 過去の万博入場料の比較

を解説していきます。

当初の計画では約5000円だったのが、なぜこんなに値上がりしたのか、できる限りわかりやすく解説しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

大阪万博2025入場料が高い理由なぜ?

2025年に行われる大阪万博の入場料が7500円で調整されることがニュースになりました。

この料金は過去の万博と比べて異例の高額料金ということで、物議をよんでいます。

Twitterでも「高い」という声が圧倒的に多く、なぜそこまで料金が膨らんだのか解説します。

 

物価高で運営費が増えた

入場料の値上がりは、運営費が近年の物価高で想定より増えたためです。

運営費は入場料で回収するため、運営費の増額に比例して入場料も値上がりしたと考えらます。

2019年に博覧会国際事務局に提出した申請書では、当初入場料を約5000円としていました。

当初の試算はコロナ前なので、社会が大きく変わった現在では、物価も高くなったので仕方ないかと思います。

運営費が想定より高くなり、来場者数と収益性の見込みや試算から値上がりすることになったのでしょう。

しかし運営費を少し掘り下げると、運営費が高くなった理由があったので解説していきます。

 

運営費の何が増えた?

運営費には次のものに使われます。

  • 運営スタッフの人件費
  • 広告宣伝費
  • 警備費 など

特に警備費を増やしたため、運営費も膨らんでいます。

警備は韓国(ソウル)で起きた雑踏事故(人が将棋倒しになり154人が亡くなった事故)を受け、安全のため警備の人数を増やしたようです。

運営費は当初800億円想定していましたが、物価高により1250億円が見込まれ、当初の1.5倍に。

多くの人が訪れる万博の安全を守るために、警備費が高くなるのは必要なのかなとも思います。

 

目標の収益と来場者数を見込める金額が7500円

入場料を7500円で設定した場合

  • 来場者数
    目標:2820万人
    予想:3036万人
  • 運営費(予想)
    予定:1250億円
    収益:1253億円

入場料を7500円に設定した場合、目標の来場者数を超え、運営費をまかなえる収入を見込んでいるようです。

8500円だと来場者数の目標は下回ると試算されましたが、収益は最高額になると試算されました。

しかし大阪府議会では「8000円は高い」という意見が出たことから、最終的に7500円という案で調整されています。

 

大阪万博2025の予想来場者数は?

大阪万博の入場料を7500円にした場合の来場者数と、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の入場料8600~1万400円の来場者数を比較すると以下のようになります。

  • 大阪万博の予想入場者数:3036万人
  • USJの年間来場者数:1450万人

※大阪万博は2025年4月13日~10月13日(半年間)の開催

つまり、大阪万博ではUSJの年間来場者数を、半年で2倍を超える来場者数になると見込んでいます。

愛知万博では4600円の入場料で2205万人だったので、今回の試算は正しいのか疑問ですが…。

日本だけでなく、世界各国からの来場を見込んでいますが、実際どうなるかは企画や宣伝のやり方しだいでしょう。

 

大阪万博2025入場料の割引はある?

2025年の大阪万博では、入場券の割引が検討されています。

  • 子供割引
  • シニア割引
  • 早割
  • 開幕券

「開幕券」は大阪万博2025が開幕した最初の方に、半額くらいになる割引を検討しているようです。

2005年の愛知万博でも年齢別(大人、中人、小人、シニア)に入場料金を変えており、大阪万博でも子供料金などの割引が適用されそうです。

障害者割引は介護者1名が半額になる特別割引入場券が発券されていました。

愛知万博の料金も参考にしてみてください。

 

過去の万博料金はいくらだった?

過去の万博入場料金

  • 1985年つくば万博2700円
    (※当時の平均月収23万円)
  • 2005年愛知万博4600円
  • 2021~2022年ドバイ万博3000円
  • 1970年大阪万博800円
    (※当時の平均月収は5万円)

比較してみると、2025年の大阪万博は7500円(予定)なので、高額であることが分かります。

1970年の大阪万博では平均月収が5万円だったとはいえ、当時の入場料から約10倍の料金になるので、やはり今回は高めだなと個人的には思います。

海外の万博では物価が異なるのであまり参考にはならないかもしれませんが、3000~5000円くらいが妥当かもしれませんね。

ただ、今回を逃すと日本で万博が行われるのはいつかわからないので、いくらになっても一定数の来場者は見込まれていると思います。

 

まとめ

大阪万博2025の入場料が高い理由はなぜか、割引はあるのか、過去の万博料金についても解説しました!

大阪万博2025の入場料は7500円で調整されています。

入場料が高い理由は、物価高による運営費の増額です。

過去の万博料金と比べても、大阪万博の入場料は高めの設定。

そのため、割引も愛知万博と同じように年齢別や早割なども検討されています。

万博協会は6月14日に理事会を開き、政府に申請するため、決定は少し後になると思います。

しかし今年中にチケットが販売されるそうなので、早割チケットで安く手に入れた方がいいかもしれませんね!